« 母の様子 | トップページ | 半木の道 »

2010年4月 4日 (日)

入生田の桜

701182_2入生田のしだれ桜 小田原市 樹齢350年

結婚前にお料理を習っていたホルトハウス先生からは
色々なことを教えられました。

月に一回鎌倉山のご自宅で5人の生徒にスープ、サラ
ダ、メインの肉料理そして必ずデザートを一品。

海の見える機能的な台所で手分けをして全部を仕上げ、
広々としたダイニングルームですてきな設えで頂くのです。

先生がサーブして下さるので私たちはまるでお客様のよう。
今思えば先生は「おもてなしの心」を教えようとして下さった
のでしょう。

先生にはご主人と二人のお嬢さまがいらしたのですが旅行
はいつも一人旅と仰っていました。イギリス旅行をなさった
ときも一人で、余計な気を使わずに好きなところにいけるの
でそれが一番だということ。

若かった私は「えーっ?旅行に一人で?」とビックリしたけれ
どすぐ思いなおして、「確かにそうだわ、予定に振り回されな
いし」 とその考えが私の心に刷り込まれたのです。

私もいつか先生のような大人の女性になったら一人旅をする
んだ。数年前から私が冬の宮津、天橋立や秋の只見川に一
人で旅したのも先生の言葉が頭にあったからかも知れません。
夢はイギリス一人旅。

ある時先生は小田原に「入生田の桜」という素晴らしいしだれ
桜の大木があると教えて下さいました。

かなりの古木だということ。

いつかは行ってみたいなぁと思い続けてもう何年、何十年経っ
たでしょう。
今年も見ごろの時期は過ぎようとしています。

来年こそ・・・

それとも、憧れのまま終わるのも悪くないのかも知れない。

|

« 母の様子 | トップページ | 半木の道 »

思い出」カテゴリの記事