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2010年7月18日 (日)

祇園祭

G1  長刀鉾

昨日7月17日は祇園祭の山鉾巡行(やまほこじゅんこう)でした。

京都から離れた東京に住んでいても祇園祭の日程はいつも
気にしています。

そろそろ今年も長刀鉾(なぎなたぼこ)のお稚児さんの発表が
あったかしら?準備が大変だろうなぁ・・・(タクシーの運転手さん
の話によると個人負担が二千万円掛かるそうです。)

7月13日にはお稚児さんが皆さんに連れられて八坂神社に
参拝するのです。そうなると彼にはもうお母さんからは引き離さ
れた生活が始まります。"神の使い"となるので女人禁制、生活は
全てお父さんと共にするのです。地面に触ってもいけないので
家の中でもぽっくりを履きます。だから鉾に上がるときも強力(ごう
りき)の肩に乗せられているのですね。

Gion03 辻回し

一年間かかって準備された最後のハイライトが昨日の山鉾巡行。
CS放送で生中継されます。(京都チャンネル 契約しておけば
よかったわ。)

Photo_2009

京都人でもない私が何でこんなに祇園祭に惹かれるかというと
3年前に京都も中心部の麩屋町通りで生まれ育った友人に連れ
られて祇園祭を宵山を始めとして何日か体験させてもらったから
です。

コンチキチン、コンチキチン・・・の祇園囃子。

屏風祭りは町衆が貴重な屏風などの美術品をお座敷に飾って見せ
て下さるのです。そぞろ歩きしながら町屋を覗き込むとお客様を接待
している宴会が見えたりして・・・

東京に帰ってからもっと詳しく知りたいと思い、ネットで調べて、
その規模の大きさ、千年以上続いてきている伝統の力、支えている
人々の底力や京都の人たちの愛着と誇りを知りました。

「僕は京都の人たちのために頑張る」

稚児に選ばれた10歳の男の子は責任感をもって健気にしきたりを
守って生活します。

3年前に私は新町御池で巡行の最後の場面を見物していました。

お稚児さんと二人の禿(かむろ)がお役目を果たして鉾を降りるのを
観ていたとき、少し離れた場所で色無地のお着物を召して佇む三人
の綺麗な女性に気付きました。とても美しくて目立っていたのですが、
それは息子たちの晴れの姿を見届ける三人のお母さん方だったの
です。

母親たちは大役を果たす息子を見守ることしか出来ないのですから
どんなに心配だったでしょう。

宵山から続いた祇園祭の色々の中でこの姿が一番印象的でした。

今年の様子・・・京都新聞  ←click

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