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2010年11月 4日 (木)

「シューシャインボーイ」

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何気なくテレビ東京を見たらやっていたドラマ。西田敏行と
柳葉敏郎のやりとりに惹かれて見始めた。

戦災孤児だった西田は空襲の中、命を救ってくれた大滝
秀治扮する男に育てられた。彼は靴磨きをしながら親代
わりとなり西田を大きくしたのだ。

長じて成功した社長となった西田は未だに新宿のガード下
で靴磨きをして生計をたてている大滝に、もう靴磨きなんて
やめて自分に世話をさせてくれと掻き口説くが受け入れて
もらえない。

日本はこんなに復興して発展した社会になったのに何故
菊治(大滝)は何十年も靴磨きをし続けるのだろう?

西田はあるときその答えに気付く・・・

菊治さんは「俺は変わらねえ。俺は忘れねえ。」そう言って
変わり果ててしまった日本の中で自分を貫いているのだ。

戦後の混乱期にみんながどんな経験をしたか、どんな思い
をしたかをみんな忘れてしまっている。自分だけは忘れない、
そう思い定めた強固な意志を持った男なのだった。

このドラマの原作は浅田次郎の短編集「月島慕情」の中の
”シューシャインボーイ”

浅田次郎がこんなにいいなんて知らなかったわ。食わず嫌い
はやはり良くないのね。

他のキャストもすごくいい。柳葉の妻に安田成美、西田の妻
に星 由里子、元愛人に余 貴美子。

浅田は妻役の安田成美にこう言わせている、

「あの人の抱えているものを愛おしいと思ってあげられる。」

人は皆、抱えているものがあるのだから愛するということは
その人が抱えているどうしようもない辛さをも含めて愛おしい
と思うことなのだと。

息子と娘も、結婚相手はそのような気持ちで愛せる人であっ
て欲しい。

シューシャインボーイ テレビ東京 芸術祭参加ドラマ

動画視聴 [Mega01] [Mega02] [Mega03] という所をクリック

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