

福島県・新地町は元伊達藩に属する宮城県との県境に
位置する町です。
海沿いは堤防も道路もまるでウエハースを割ったように
折り重なった惨状をいまだ留めていて衝撃です。

この宮城県山元町の中浜小学校は新地からすぐの所に
ある生徒数20数名の小さな学校です。
海と至近距離にあり、2階の天井まで津波が達したのです
が3階の屋根裏のような倉庫に避難し、全員助かったそう
です。
校長先生は緊急時の判断で子供たちを返さず、父兄や近
隣の住民も含めて90人もの人々がこの三角形の空間で
生き延びたのです。
震災のミニュメントとして保存されるということです。

今日は朝から日帰りで新地町を訪ねてきましたが、新地の
朝日館の女将・村上美保子さんが案内してくださいました。
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