分かち合う
震災から八年、新聞もテレビもネットニュースも様々な
内容の記事を扱っています。
その中で、「人災であれ天災であれ、大規模な災害に
直面するたびに、生きることとは、つまるところ分かち
合うことだと感じる。」という言葉がありました。
災害時に限らず”生きることは分かち合うこと”
確かに私たちはあらゆる場面で、家族や友人、道で出会う
人々と分かち合う言葉を発しています。
「こんにちは」「暖かくなりましたね」「風邪が流行っている
からお互い気をつけましょうね」「ありがとう」
挨拶の言葉はすべて分かち合いの言葉です。
一緒に食事をする、そのことは正に食物を分かち合うこと。
元々は自分で収穫したり狩りをして手に入れたものを家族
で分け合うことが食事であったのですから・・・
家族、友人との会話を楽しむことも時を分かち合っています。
考えてみれば全てのことを分かち合わないと生きてゆけ
ません。
この歳になってみれば、分かち合いの言葉だけを発して
生きていくのもいいなとすら思えるのです。
今更何かを主張したり説き伏せたりして何になるでしょう。
3.11の日を迎えて思ったことです。
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